一日

2002年8月17日
今日免許更新。
朝五時に紋八に起こされ、餌をやり、見たくも無い朝のニュースを見ながら二度寝。

結局七時半に部屋を出た。

そこである事件が・・・・
お金が無い事に気が付き、近くのコンビニに入った。ATMの所には一人お金を下ろしてる男がいて、僕は終わるのを待っていた。後ろに人が待っているのが分かったのだろう。引出しが終わるとそそくさとその男はその場を離れてしまった。すぐにカードを入れようと機械の前に・・・まだ動いてるATM機。
「?」と思いただボケ-と眺めていると、1万円札がそろりと・・・・・出てきた。一瞬ためらったがそのお金をそこから引き出し、今立ち去ったばかりの男を探した。男は何も気が付いていない風で何かを買う為に品物のタナを眺めていた。
「行っちゃえ」僕の中の悪魔がささやいた。
僕は一万円をポケットに突っ込みそそくさとコンビニを後にした。

届けるべき?そうであろう・・・・でも、儲かっちゃった。あはは
この事で何か罰が当らないといいが・・・・

免許更新は以外とスムーズに進み11時半頃には新しい免許証を手にした。

予定より早く終わったのと、予定外の収入(?)があったため、それでCDを買いあさろうと上野ヘ・・
HMV でいろいろ眺めた挙句に

LENNY KRAVITZ
   「GREATEST  HITS」
BJORK
   「TEREGRAM」
Faces
   「THE BEST OF Faces GOOD BOYS…」
’80S DISCO HITS DELUXE

4枚ゲット。

それから上野駅前の定食屋さんで昼食を取り、電車に乗った。
普段は立ち寄る事の無い梅島駅前の喫茶店に入った。そこで今日から読み始めている  村上 春樹の 「ノルウェーの森」 を読む為にコーヒーを頼んだ。 
本を読みながらうまいとも思えない熟成珈琲をすすりながらタバコを2本吸って、喫茶店を出た。

喫茶店で読書するという時間がとても贅沢に思えた。普段は時間を気にしながらの毎日。でも今日は時間とは無縁で、本を読むための喫茶店の時間。
心地良い素敵な時間だった。たまにはこういう時間も良いものだ。

夕方からは、PCの前に座りっぱなし。

@@@@
読書 
志賀直哉
「和解」

独特な文章構成が読んでてちょっと気になった。
内容は自分と父との違和感を描いたもの。限りなく実話に近い話らしい。歩み寄り。僕の父には無縁の言葉。でも、年と共にそれは変化するものなのかな・・・
志賀直哉は宮城県出身だった。偉大な作家が同郷だとは・・・おはずかしい。

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