ISBN:4101331081 文庫 灰谷 健次郎 新潮社 1989/06 ¥500

心和む童話集
でも、どこか「大人が想像で書いた子供心」みたいなものはぬぐえない。
計算され尽くしているからだろうか。

幼稚園の先生が、言うことを聞かない園児を前に涙ぐむ。
それを見た別の園児が
「お空が破れて雨が降りそうだよ」
と・・・
先生を勇気付ける園児の一言だが、はたして5歳児がこんな言葉を口にするだろうか、などと冷静になってみたり。

しかししかし、どれもこれも心温まるお話だった。
ただ、著者、灰谷健次郎の顔を写真で見たことがある人は分かるだろう。その顔でこんな純粋な物語が・・・と思う気持が。(失礼)

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