ねじのかいてん

2005年11月5日 読書
ねじのかいてん
椎名誠の短編集

・・・・・・

正直、椎名誠、初めて、・・・・つまらない・・・・

椎名ワールド炸裂なんだろうけど・・・・

俺は椎名誠ファンじゃないのかもな・・・・

きっとマニアはヨダレたらして読んでいるんだろうな・・・・

「背護霊だかんな。」
という短辺の一節。
これは、主人公が背護霊。その視点から見る物語なんだけど・・・
「あれはその主の背護霊なのか。一人の男の鼻の穴から体の半分ほどをリズミカルに出入りさせている若い男の背護霊と目が合ってしまった。寝ている男は中年のサラリーマン。腕を組んで気持ちよさそうに眠り込んでいる。その男の鼻から一定のリズムで出入りしている背後霊は若い男で、寝ている男の呼吸に合わせて鼻の穴から自分の体を出たり入らせたりしているのだ。(中略)その男の背護霊は男の寝息に合わせながら下半身だけ体を出し入れして市のスリルを楽しんでいるようであった。びっくしりて見ている俺と目が合うと、その若い男の背護霊は片手を挙げてVサインをつくり『イエイ』言った。健康な背護霊なのだ。恐らく彼は湘南辺りのサーファーで、誤って大波にさらわれるか何かして・・・」

椎名誠ワールド炸裂ぅ〜

やはり、彼は天才だ!

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